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ウリハダカエデ(瓜膚楓) [落葉樹]

東北地方北部から九州まで広い範囲にわたって自生するカエデの仲間。山間の開けた斜面や谷筋に多い。若い木の樹皮が瓜のような縞模様になるためウリハダカエデと名付けられました。
葉はカエデ類の中では大きめ。3~5つに裂けるのが普通ですが、裂け目が浅いなどの変種が多いとのことです。紅葉は遅いが明るめの赤や黄色で、葉が大きいぶん目立ちます。
花期は5~6月で、葉の展開と共に黄緑色の小花を若枝の先に十数個ぶら下がるように細長い総状花序を作ります。
雌雄異株で、雌花は雄しべが退化し、雄花は雄しべが退化し、花弁、萼片は5枚ずつ交互に付きます。あまり目立たず、「遠慮」や「自制」といった花言葉があります。
10月頃に熟す実はスダレのようになり、その様子の面白さから生け花の脇役として使われるとのことです。
ウリハダカエデの葉は食用になります。また、材は白くて美しく箸や紙の原材料に!。紐状に枝の細片は篭や縄を編むのに使われます。

ウリハダカエデ-1(20190618).jpg ウリハダカエデ-2(20190618).jpg ウリハダカエデ-3(20190618).jpg ウリハダカエデ-4(20190618).jpg
名前の由来の幹
撮影:2019年6月18日 京都府立植物園にて

名称:ウリハダカエデ(瓜膚楓)
科:ムクロジ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):本州、四国、九州(屋久島まで)
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月
花色:黄緑色
その他:


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