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ベニバナ(紅花)・丸葉赤花種 [草花]

キク科の越年草で、地中海沿岸、中央アジア原産となります。古くから栽培されてきた重要な染料植物で、推古天皇の時代に高麗から日本に伝わったといわれ、染料、化粧料、薬用として栽培されてきました。草丈は 40~130cmとなり、茎は円筒形で硬く多数分枝します。葉は互生し、葉身は広披針形で葉縁に鋭いとげがあります。総包と上部の葉は成熟するにつれてとげ状となります。アザミに似た頭状花は小管状花だけから成り、初め黄色で次第に赤色に変ります。花冠を乾かし板餅状に押し固めた商品の「べにばな」は、紅色染料、口紅などの化粧用の紅に使われます。種子は油 (サフラワーオイル) を多く含み、乾性油なので、塗料、石鹸、マーガリンなどに使われることもあます。この油を燃やして出たすすからつくる墨は紅花墨と呼ばれ、最高級品とされています。
別名 「末摘花(すえつむはな)」茎の末(端)の方から咲き始める花を摘み取ることから!
本種は、園芸種で、品種名を「丸葉赤花種」となります。

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撮影:2019年6月13日 京都府立植物園にて

名称:ベニバナ(紅花)
科:キク科 ベニバナ属
園芸分類:草花
形態:越年草
原産地(分布):地中海沿岸、中央アジア
品種名:丸葉赤花種(園芸種)
草丈/樹高:40~130cm
開花期:6~7月
花色:黄色で、徐々に赤く
その他:別名 「末摘花(すえつむはな)」茎の末(端)の方から咲き始める花を摘み取ることから


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