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ウォレマイ ・パイン [常緑樹]

姿はナンヨウスギ属(Araucaria Juss.)やイチイに似ていますがイボイボの樹皮には無数の不定芽があり、原生地では株元の不定芽が萌芽して株立ちに育っています。また、冬になると主幹や側枝の先端にある芽が蝋(ロウ)に包まれ、春になると蝋がなくなり再び伸長します。寒さには意外に強く、-5℃程度で冬越します。
ウォレマイパインは生きている化石と言われ深緑色をした葉を持つ針葉樹で、幹は複数に分かれます。
植物園の説明書きをご紹介いたします。
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生きた化石!ジュラシックツリー(ウォレマイパイン)
世界最古の種子植物で2億年前から姿を変えずに生き続けてて野生個体で現存するのは100本未満ともっとも希少な植物。
ウォレマイパイン(Wollemia nobilis)は、近縁種がかなり前から化石で知られていた植物です。
ウォレマイパインは、裸子植物ナンヨウスギ科の仲間の一つで、これらの仲間は、恐竜が闊歩する中生代ジュラ紀(2億年前~1億4600万年前)には、現在とほぼ同じ姿で多く繁栄していました。
すでに化石でしか残っていないと思われていましたが、1994年にオーストラリアのウォレマイ国立公園(シドニーの北西約200キロ)の峡谷の谷底でブッシュウォーカーであるデビッド・ノーブル氏により生きたものが発見されました。(20世紀最大の発見とも)。
野生でも成木は、とても狭い範囲に100本程度しかなく、とても貴重な植物です。
ここ府立植物園の植栽の個体は、日本植物園協会を通じて、オーストラリア・クイーンズランド州政府森林局から送られたものです。
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撮影:2019年6月3日 京都府立植物園にて

名称:ウォレマイ ・パイン
科:ナンヨウスギ科 ウォレミア属
園芸分類:
形態:針葉樹
原産地(分布):オーストラリア ・ニューサウスウェールズ州シドニーのウォレマイ国立公園にある渓谷
品種名:
草丈/樹高:35~40m
開花期:
花色:
その他:


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