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ガンゼキラン(岩石蘭) [山野草]

ガンゼキランは、本州(伊豆七島、静岡県、紀伊半島)からそれ以北の沖縄までに分布し、温帯から亜熱帯の常緑樹林下に自生するラン科の多年草となります。人気のある大柄な地生ランで、古くからエビネ類とともに観賞用に栽培されています。初夏にシンビジュームに似た鮮やかな黄色の花を咲かせます。
地性ランで、地表には偽球茎が並びます。偽球茎は卵形で高さ3cmにもなります。葉は数枚が偽球茎の先端から伸び、その基部は葉鞘状に巻いて少し伸び、先端で葉身が分かれ、楕円形で大きく、少し縦しわがあります。
花は、偽球茎の基部の横から花茎が伸び、葉の上近くまで出て十数個前後の花を穂状につけます。花は鮮やかな黄色。花弁はやや細長く、全体に筒状に咲いて花びらは広がらない。唇弁には縦じわが多く、やや赤みが濃くなっています。

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撮影:2019年5月7日 京都府立植物園にて

名称:ガンゼキラン(岩石蘭)
科:ラン科 ガンゼキラン属
園芸分類:野生ラン
形態:多年草(宿根草)
原産地(分布):静岡県と紀伊半島、およびそれ以南 、台湾からフィリピン、マレーシア、インド
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:4~5月
花色:黄色
その他:


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