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ヤマグルマ(山車) [常緑樹]

ヤマグルマ科ヤマグルマ属の 1科1属1種の植物であり、トリモチが取れることで知られている東アジア特産の被子植物の木本です。
花期は5~7月で、枝先に10~20個の、黄緑色の花がまとまった総状花序をつけます。花には花弁や萼もありません。
秋に褐色に熟し、種子をつけます。
平凡な外観とは裏腹に白亜紀には既に存在していたという、生きた化石のような木であり、広葉樹の中で唯一「導管」がないことで知られています。針葉樹のように根から吸収した水分は仮導管で葉へ運ぶため、良質な材として加工品に用いられます。
葉は互生しますが、節間が詰まり、輪生しているように見えます。この形状が車(車輪)のように見えることから山車(ヤマグルマ)の和名となりました。

樹皮から、「鳥もち」を作ることが出来ることから、モチノキの別名もありますが、モチノキ科もモチノキとは別種となります。

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撮影:2018年5月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月18日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

名称:ヤマグルマ(山車)
科:ヤマグルマ科 ヤマグルマ属
園芸分類:
形態:常緑高木
原産地(分布):本州(山形県以南)、四国、九州、琉球、伊豆諸島に、東アジアでは、台湾、朝鮮南部
品種名:
草丈/樹高:20m
開花期:5~7月
花色:黄緑色
その他:別名 トリモチノキ


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