イワカガミダマシ(岩鏡騙し)

イワカガミダマシはヨーロッパアルプスに自生する多年草です。雪解け水が流れ出すころに花芽をもち上げ、下向きに赤紫色でベル形の花を咲かせます。日本に園芸用として移入され、栽培されています。花は花弁の先端が細かく裂け、姿がイワウメ科のイワカガミ(岩鏡)に似ることに由来するとのことです。
茎の高さは5～15cm、根元から花茎を伸ばし、先に淡紫色の花を1～3個を下向きに咲かせます。花冠は基部から細かく裂けます。葉は根ぎわに集まってつき、長い柄があり、葉身は心形で、先は円く、表面に光沢があります。

撮影：2019年4月9日　京都府立植物園にて

名称：イワカガミダマシ(岩鏡騙し)
科：サクラソウ科 ソルダネラ属
園芸分類：山野草
形態：多年草
原産地（分布）：ヨーロッパアルプス
品種名：
草丈／樹高：5～15cm
開花期：4～5月
花色：赤紫色,紫色
その他：別名は「ソルダネラ・アルピナ」

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