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ウラシマソウ(浦島草) [山野草]

地下にはサトイモに似た大きな球根があり、春になると芽を伸ばします。やがて10枚前後の葉を傘のように広げ、黒褐色の苞を開きます。この苞は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれます。本来の花は、付属体の下につき、成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物として知られています。
葉は秋には落葉します。タネができた花茎は、房状に赤く完熟した果実をつけて、そのまま晩秋のころまで残り、冬には倒れて、球根の状態で休眠します。

苞の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があるとされています。

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撮影:2022年4月22日 京都府立植物園にて

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◇白色タイプも発見
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撮影:2020年4月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月15日 京都府立植物園にて

名称:ウラシマソウ(浦島草)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:山野草,球根
形態:多年草
原産地(分布):本州、四国、北海道と九州の一部
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:4~5月
花色:黒褐色,赤褐色,緑白色
その他:


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