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カテンソウ(花点草) [山野草]

山の木陰で地面に広がるように群生している多年草。
春の早い時期に淡い紫色をおびた細かい花を咲かせますが、顔を近づけて見ないと、咲いているのかどうかわからないくらい、小さく目立たない花です。
植物の多くは昆虫に花粉を運んでもらうために、より目立つようにと、さまざまな花を咲かせます。
その点カテンソウの場合は、昆虫に頼らずに、花粉を風で飛ばして運ばせるため、わざわざ目立つ花を咲かせる必要がないと考えられています。
花は雄花と雌花があり、茎の上部に雄花がかたまって咲き、雌花は葉のつけねにつきます。
葉の大きさは約3cmで、三角形に近い卵形。光沢があり、ふちに大きめの鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)があります。

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撮影:2019年3月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年4月11日 京都府立植物園にて

名称:カンテンソウ(花点草)
科:イラクサ科
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州~九州、中国、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~4月
花色:淡い紫色
その他:


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