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アズキナシ(小豆梨) [落葉樹]

 近年、雑木の庭に好んで使われるようになったアズキナシは北海道から九州の広い範囲に自生するバラ科の落葉樹です。
樹高は15m以上に達し、樹皮は灰黒褐色でざらつき、老木では縦に細長い裂け目が入ります。若い枝は紫黒色で白色の皮目があります。葉は互生し、葉身は卵状楕円形、楕円形または倒卵形で、先端は短くとがり、基部は切形から円形になり、縁は重鋸歯があります。
花期は5~6月となります。枝先に複散房花序をだし、白色の花を5~20個つけます。
果期は10~11月で果実は長楕円形になり、赤く熟します。
実は外見がアズキに似ており、ナシと同じような「石細胞」を持つことからアズキナシと名付けられました。
別名を「ハカリノメ」とも言います。葉脈が規則正しく並ぶのが特徴で、その様子を「測りの目(定規)」に見立てとも、同じように規則的に並ぶ、枝の皮目を由来とする説もあるようです。

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撮影:2023年8月1日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年12月7日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年11月27日 京都府立植物園にて

名称:アズキナシ(小豆梨)
科:バラ科 ナナカマド属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉広葉高木
原産地(分布):日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮、中国、ウスリー地方
品種名:
草丈/樹高:15m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:


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