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カナメモチ(要黐) [花木]

カナメモチは、葉の周囲に細かいギザギザ(鋸歯)があり、5~6月にソバの花を思わせる白い小花が集まって美しく開花します。
カナメモチの名前がありますが、モチノキ科モチノキ属のモチノキとはまったく違うものです。
カナメモチという名は、扇の要に使い、モチノキ(黐)に似るためといわれます。別名としては、かなめがし、かなめのき、あかめもち、あかめのき、そばのき(花序がソバに似るためと)などがあります。
カナメモチは生け垣として利用されることが多く、春に赤みを帯びた新葉が伸びます。樹形優先で刈り込まれるため、赤い新芽ほど花や実が観賞されていませんが、花と実もカナメモチの魅力です。

★ベニカナメモチ(レッドロビン・カナメモチとオオカナメモチの雑種):新芽が非常に鮮やかな赤になる。鑑賞価値が高く、生け垣などに利用されるようです。カナメモチとよく似ていますが、カナメモチの葉柄には鋸歯の痕跡(茶色の点に見える)が残りますが、レッドロビンには無いことで区別できます。

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撮影:2019年4月28日 京都市伏見区にて

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撮影:2018年11月23日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年12月20日 京都府立植物園にて



◇ベニカナメモチ(レッドロビン)
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撮影:2019年4月29日 京都市伏見区にて

名称:カナメモチ(要黐)
科:バラ科 カナメモチ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑中高木
原産地(分布):本州東海地方以西、四国、九州、中国南部、東南アジア
品種名:
草丈/樹高:3~10m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:


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