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ノコギリシダ(鋸羊歯) [シダ類]

 根茎は細く、直径約3㎜、長く、地中を這い、やや群生です。葉柄は長さ 25~30㎝、直径約3㎜、基部には暗褐色、披針形の鱗片がまばらにつきます。葉身は黄緑色、やや光沢がある革質、長さ30~35㎝、幅8~14㎝の広披針形の単羽状葉です。葉脈がくぼみ、葉脈が明瞭。羽片は12~18対つき、頂羽片はなく、浅い鋸歯縁、先にいくほど小さくなります。下部の羽片は鎌状狭披針形です。羽片の基部前部に耳垂がつく。胞子嚢群(ソーラス)は長さ2.5~7㎜の線形、中肋寄りにつき、耳垂には付きません。
ヘラシダ属としている場合もあります。
和名は、側羽片の形と辺縁の鋭鋸歯を鋸に見たてたことからとのことです。

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撮影:2018年11月16日 京都府立植物園にて

名称:ノコギリシダ(鋸羊歯)
科:イワデンダ科 ノコギリシダ属
園芸分類:
形態:常緑シダ植物
原産地(分布):本州(房総半島以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、東アジアに広く分布
品種名:
草丈/樹高:60~80cm
開花期:
花色:
その他:


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