SSブログ

カシワバハグマ(柏葉白熊) [山野草]

余り日の差し込まない林床に生育する多年草です。   
茎の中程に、7枚前後の葉を輪生状につけます。
葉はやや大きく、長さ10~20cmになる卵状長楕円形で、葉先は三角形状です。
葉縁に先の尖った鋸歯(葉の縁のギザギザ)が粗く並びます。

9~10月に、数本に枝分かれするすることが多い花茎を立て、花茎の先に白~淡紫色の頭花をつけます。
花被片は糸状で絵筆の先のようになります。花径は1cm前後です。

名前の由来は、「柏葉」とは、葉の縁にまばらに粗い歯牙があるようすがカシワ(柏)の葉に似るため、「白熊(ハグマ)」とは、僧が使う仏具である払子(ほっす)や兜などにつけるのヤクの尾の毛でつくった飾りをいい、花冠の細長い裂片のようすをそれに見立てたものです。

カシワバハグマ-11(20201006).jpg カシワバハグマ-12(20201006).jpg カシワバハグマ-13(20201006).jpg カシワバハグマ-14(20201006).jpg カシワバハグマ-15(20201006).jpg カシワバハグマ-16(20201006).jpg カシワバハグマ-17(20201006).jpg
撮影:2020年10月6日 京都府立植物園にて

カシワバハグマ-1(20181011).jpg カシワバハグマ-2(20181011).jpg カシワバハグマ-3(20181011).jpg
撮影:2018年10月11日 京都府立植物園にて

カシワバハグマ-4(20191007).jpg カシワバハグマ-5(20191007).jpg カシワバハグマ-6(20191007).jpg カシワバハグマ-7(20191007).jpg
撮影:2019年10月7日 京都府立植物園にて

名称:カシワバハグマ(柏葉白熊)
科:キク科 コウヤボウキ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本固有種
品種名:
草丈/樹高:30~70cm
開花期:9~10月
花色:白~淡紫色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。