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サネブトナツメ [果樹]

サネブトナツメは、ナツメの原種で、ヨーロッパから中国にかけて分布する落葉小高木です。 全体的な印象はナツメに似ていますが、葉腋には托葉(タクヨウ)が変化した刺がついています。
ナツメと同じころ、黄緑色の小さな花を葉腋につけます。 花弁に見える大きい部分はガク片、その間で雄しべと重なってガク片と対生になっている さじ状の部分が花弁です。
果実はナツメより小さく、そのサイズの割に、核果が大きくなっています。 和名のサネブトナツメ( 核太棗 )は、(果実と比較して)核果が大きいナツメとしてつけられています。
種子は酸棗仁(サンソウジン)と呼ばれ、ナツメ の果実は大棗(タイソウ)と呼ばれ薬用にされます。漢方の生薬以外でも、古くから薬膳料理や健康茶としても用いられているそうです。

托葉(タクヨウ):葉柄の基部付近に生じる葉状・突起状・とげ状などの小片

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撮影:2022年6月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年8月8日 京都府立植物園にて

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托葉(タクヨウ)が変化した刺
撮影:2018年8月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年8月15日 京都府立植物園にて

名称:サネブトナツメ
科:クロウメモドキ科ナツメ属
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):ヨーロッパから中国
品種名:
草丈/樹高:
開花期:6月頃
花色:黄緑色
その他:


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