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ソバナ(岨菜) [草花]

花茎の高さは50~100cmになり、葉は茎に互生し、茎の下部につく葉には長い葉柄があります。葉柄のつく葉の形は広卵形で、花がつく茎の上部は広披針形になり、いずれも縁は鋸歯状です。
花期は8~9月頃で、青紫色の円錐状に近い鐘形の花を咲かせます(今回撮影したのは、花が白く「シロバナソバナ 」と呼ばれるもの)。大きい株になると枝を数段に互生させ、多数の花をつけます。花のがく片は披針状で全縁。雌しべは花から突出しません。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。

ツリガネニンジン とよく似ていますが、花が輪生するツリガネニンジンとは異なり、一つづつ花が付きます。名前は葉の形がソバの葉に似ているから、という説と、切り立った崖「岨」に咲くからという説があります。「岨」の字は、「切り立った崖(がけ)」という意味

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撮影:2018年7月23日 京都府立植物園にて

名称:ソバナ(岨菜)
科:キキョウ科 ツリガネニンジン属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州、四国、九州  朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:8~9月
花色:青紫色 (今回の撮影は白色)
その他:「蕎麦菜」という漢字あてることもあるそうです。


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