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トビシマカンゾウ(飛島萓草) [草花]

本州の佐渡、飛島の海岸近くに自生する多年草です。
名前のトビシマ(飛島)は、最初に発見した自生地から、トビシマカンゾウの名になったとのことです。
茎先に濃い黄橙色の花被片は6枚の花を咲かせます。
葉は幅広い線形で、根際から生えます。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)となります。
大佐渡の北の海に突出する亀形の大岩塊「大野亀」では、トビシマカンゾウの日本一の大群落が見られます。
佐渡ではトビシマカンゾウを「ヨーラメ」と呼び、ヨーラメの「ヨー」は魚のことで、「ラメ」は卵をはらむことを言います。
この花咲けば海活きかえり魚生きかえると紹介されていました。

トビシマカンゾウ-1(20180622).jpg トビシマカンゾウ-2(20180622).jpg トビシマカンゾウ-3(20180622).jpg トビシマカンゾウ-4(20180622).jpg
撮影:2018年6月22日 京都府立植物園にて

名称:トビシマカンゾウ(飛島萓草)
科:ユリ科 ワスレグサ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):山形県酒田市の北西にある飛島と新潟県の佐渡島のみに分布
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:5~6月
花色:黄色、オレンジ
その他:


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