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オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草) [つる性]

山地に生え、蔓性の樹木で、木などに這い登ります。
葉っぱは大きめのハート型で、ヤマノイモなどの葉とも形が似ていいます。
花は、大きくそりかえったトランペットみたいな、おもしろい形で3つの萼片が合着して筒状になったもので、萼筒の口部は紫褐色の斑紋が多く、チョッと不気味な印象があるかも?。
花の形が馬の顔に似ていて、葉っぱが大きめであるところからこの名前になったとか?。

【受粉方法】
大葉馬の鈴草は、花弁がなく、花被(かひ)が癒合・変形し筒状になった花を咲かせます。ウマノスズクサ属に共通するこのような筒は多くは湾曲して、舷部を広げたパイプ状・ラッパ状となります。雄しべ・雌しべは筒の一番奥に癒合して一つの蕊柱(ずいちゅう)となっています。
この花は「トラップフラワー」とも呼ばれ。匂いで小さなハエ類などを引き寄せて筒内の蕊柱へと導くと、筒内の毛で一時的に昆虫をとじこめて、雄しべから花粉を放出すると毛が抜けて、花粉を背負った昆虫を放出するそうです。つまり食虫植物ではないということです。

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撮影:2019年6月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年5月25日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年5月11日 京都府立植物園にて

名称:オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)
科:ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属
園芸分類:
形態:つる性多年草
原産地(分布):本州(関東以西) 、四国、九州
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月
花色:
その他:


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