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マムシグサ(蝮草) [草本]

山地や原野の湿った林床に生えます。2つの葉の間から筒状の柄が伸び、先に仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)と呼ばれるものをつけます。
仏炎苞は淡い紫色ないし淡い緑色で、縦に白い筋が入ります。
雌雄異株で、雄株には暗い紫色をした2、3個の葯を持つ雄花がたくさんつきます。
雌株には棍棒のような穂軸の下に緑色の子房のある雌花がたくさんつきます。
花の後、雌花には小さな液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果がつき、秋には真っ赤に熟します。

茎につく斑点を蝮(マムシ)の銭形模様に見立てたのが和名の由来でです。
根茎を干したものを生薬の天南星(てんなんしょう)といい、去痰、鎮痙の薬効があります。

もしかすると同属同科の ウラシマソウ(浦島草) かも?

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撮影:2018年4月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月25日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月7日 京都府立植物園にて

名称:マムシグサ(蝮草)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:
形態:多年草草本
原産地(分布):北海道~九州
品種名:
草丈/樹高:50~60cm
開花期:4~6月
花色:
その他:


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