SSブログ

バイモ(貝母) [薬用植物]

中国原産の薬用植物ですが、観賞用として庭にも植えられます。
茎は高さ30~80cm、葉は長さ7~10cmで線状披針形、上部にあるものは先が長く伸びて巻きひげ状になります。
球根は鱗茎で、2つの鱗片が花茎の地下部分を抱くようについています。葉は広めの線形で葉先は長くとがり、葉の上部が巻きひげ状に巻きます。
花は釣鐘形の6枚の花弁をもち、茎先から上部のわきに1個ずつ垂れ下がって咲きます。外側が淡緑色を帯び、内側には紫色の斑があります。
地下茎は漢方薬として知られ、フリティリンその他のアルカロイドを含み、鎮咳、去痰、解熱剤として用いられます。
名前の由来は、鱗茎が漢方薬の貝母で、和名はこれを音読したもの。別名のアミガサユリは、花被の形が編み笠に似ていることからついたとのことです。

バイモ-1(20180327).jpg バイモ-2(20180327).jpg バイモ-3(20180327).jpg バイモ-4(20180327).jpg
撮影:2018年3月27日 京都府立植物園にて

名称:バイモ(貝母)
科:ユリ科 バイモ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:3~5月
花色:淡黄色
その他:アミガササユリ(編笠百合)


nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。