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コクサギ(小臭木) [落葉樹]

山野の林下や、沢沿いに普通に生えます。群生している場合、花の時期は、その香りで分かるとのことです。
コクサギは「小さな臭い木」であり、その名の通り、独特の臭気があります。
葉序が独特、互生ですが2対づつ左右に付きます。コクサギ型葉序と呼ばれるそうです。同様な葉序としてはサルスベリがあります。葉身は倒卵形で、全体に腺点があります。表面は光沢があり、縁は全縁です。
雌花は、4月に、黄緑色の花がさきます。前年枝の葉腋から、雌花は単生、雄花は総状花序が出ます。
花弁、萼片、子房はそれぞれ4個あり、雄しべは退化しています。
雄花は雄しべが4本付きます。
果実は2~4分果になります。一つづつは腎形。果皮は木質で、熟すと2裂し、その反動で黒い種子をはじき出します。

今回の撮影はどうやら雄花のようです

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撮影:2018年3月18日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月19日 京都府立植物園にて

名称:コクサギ(小臭木)
科:ミカン科コクサギ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):本州、四国、九州。南朝鮮、中国東南部
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月頃
花色:黄緑色
その他:


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