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ナルキッスス・カンタブリクス [山野草]

冬に白いペチコート花を咲かせる小型スイセンで、清楚な美しさが人気の仲間となります。ヨーロッパ南西部や北アフリカに分布し、スリムで丈夫なフォリオスス、小型で葉の少ないモノフィルス、小型で花が大きなパラボラ状アンテナのペツニオイデスなど多くの変種や亜種があります。
根際から生える葉は細い円柱形です。
花茎の先に1つずつユニークな形をした白い花を横向きにつけ、特徴は漏斗状の副花冠が発達していることです。
花びら(花被片)は細い披針形であまり目立たず、ラッパのような副花冠が目立ちます。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)となります。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきており、泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出したとされています。
種小名の cantabricus はスペインの「カンタブリア州(Cantabria)の」という意味とのことです。

花の少ないこの時期にうれしい花です。

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撮影:2022年2月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年12月18日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年1月12日 京都府立植物園にて

名称:ナルキッスス・カンタブリクス
科:ヒガンバナ科 スイセン属
園芸分類:球根,山野草
形態:多年草
原産地(分布):フランス、スペイン、ポルトガルなどのヨーロッパ南西部、モロッコなどの北アフリカ
品種名:
草丈/樹高:10~20cm
開花期:12月~3月
花色:白色
その他:


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