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ツルボ(蔓穂 ) [球根植物]

多年生草本となります。海岸の崖地に生育するほか、土手や田の畦などに普通にみられます。地下には2から3センチの卵球形の鱗茎が有り、食べられます。葉は線形で、秋の初め頃から高さ30センチ程の花茎を出し、総状花序をつけます。花は密につき、淡紅紫色で花被片は6個、雄蕊も6個。
和名の由来は不明ですがが、別名をサンダイガサと言い、公卿が宮中に参内するときに従者が差しかけた傘をたたんだ形に似るためらしい。球根には毒性がありますが、鱗茎は飢饉のときに食料とし役立ったようで、水によくさらしたものを煮て食べたり、粉にして餅を作ったそうです。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。

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撮影:2018年9月2日 京都府立植物園にて

名称:ツルボ(蔓穂 )
科:キジカクシ科
園芸分類:
形態:多年生の草本
原産地(分布):日本、朝鮮、中国本土と台湾
品種名:
草丈/樹高:20~40cm
開花期:8~9月
花色:淡紅紫色
その他:



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