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クマヤナギ(熊柳) [落葉樹]

つる性の植物で、巻き方向は右から左巻きに伸び、硬い枝を周囲の他の木の枝などに絡みつきながら勢いよく上に伸びて、ヤナギのようにかぶさって垂れさがります。茎は若いときは緑色をしており、生長して太くなると次第に黒っぽくなり、直径数cmほどにもあります。
別名、「クロガネカヅラ」ともよばれます。冬は葉を落とし、黒々とした幹やつるがクマを連想するところからクマヤナギの名が着きますが、ヤナギとは別の種の植物です。
7~8月にかけて枝先や葉腋から総状花序を出し、目立たない緑白色の3mmほどの小さく5弁の花を多数咲かせます。花弁のように見えるものは萼片で、長三角形で先端が尖り、5個の雄しべを包みます。花弁はわずかに開き、萼片よりも短く、葯は花弁よりも上に出ます。

果実は翌年の8月頃に熟します。初めは緑色で、のちに赤くなり、最後に熟すと黒色になり、生食可です。
熟すころに、新しい花が咲くので、花と実を同時に見ることができます。
クマヤナギ-1(20170804).jpg クマヤナギ-2(20170804).jpg クマヤナギ-3(20170804).jpg
撮影:2017年8月4日 京都府立植物園にて

名称:クマヤナギ(熊柳)
科:クロウメモドキ科
園芸分類:
形態:ややつる性落葉低木
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、沖縄
品種名:
草丈/樹高:
開花期:7~8月
花色:緑白色
その他:



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